パンの新聞  パンの会著  2003年7月12日発行 Vol.42
パンの新聞記事 特集「温故知新」に、
昔ながらのパン屋さんとして、紹介されました。

・創業当時から作り続けられているゲンコツパンについて。
 
 朝日堂の創業は、昭和8年。
 創業当時は、今のゲンコツパンを フランスパンと呼んでいました。
 食パンに近い生地で作られるゲンコツパンは、本来のフランスパンとは、
 ちょっと違います。創業当時はなかなか売れませんでしたが、「日本でも
 こんなパンが食べられるようになったのか!」という、お客様の一言で、
 先代が作り続けようと思い、今でも毎日、店頭に並んでいます。

天然酵母のパンが誕生するまで。

 もともと洋菓子作り出身の店長が、ある日、新聞で天然酵母の
 記事を発見し、興味を持ったのが始まり。
 何度も試行錯誤を繰り返す中で、一晩放置しておいた生地が
 滑らかに発酵していることに気づき、天然酵母のパンを作ることは
 もちろん、パン作り自体が楽しくなりました。


ハンガリーブレッド誕生秘話。

 東大に来ていたハンガリー人のチボーさんに、「子供達が日本のパンを
 全く食べない。レシピを持ってくるから、パンを作って欲しい。」と、
 頼まれたのは、1991年の冬のこと。レシピを見ながら、見たことも、
 食べたこともない、ハンガリーのパンと格闘。
 焼き上がったパンをチボーさんは、「同じ」と言って、涙ながらに喜んで
 下さいました。



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